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東京・大阪-愛媛の高速ツアーバス (海南タイムズ:2008/07/31)

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今夏1万6000人、通年運行めざす

琴平バスグループの新日本ツーリスト(高松市)が愛媛で都市間高速ツアーバスを拡充する。「バケーション・エクスプレス」として展開しているものでへ昨夏の東京便の好評から今年は春の大阪便を新設に続き、夏季の七月下旬からは東京と大阪便を同時運行、さらに年末年始も運行を計画している。同社では今夏の二部市のみで計一万六千人の利用を見込んでいて、将来的に通年運行をめざす。

同社は、琴平バスグループの旅行会社で、資本金二千六百万円。海外旅行商品の販売及び国内旅行の企画・販売を行う。このほか四国内の主要都市と東京や大阪を結ぶ高速ツアーバスを運行し同ツアーバスを利用したパッケージツアーなどを企画販売。これまで年間三万人が利用。特に高松・東京便は平成十七年から高速ツアーバスとして通年運行を行っている。

こうしたなか同社は、昨年夏に愛媛と東京を結ぶ高速ツアーバスを開始。「予想以上に好評だった」(企画営業部)ことから今年から順次拡大。三月の春休みシーズンに東京便を実施。さらに四月未からのゴールデンウィークには大阪便を新設。「共に一台平均二十人以上の利用率」(同部)となったことから帰省時期に合わせ高速ツアーバスの「バケーション・エクスプレス」として本格展開する。

今夏のツアーバスは東京と大阪便を同時に実施。東京便は七月二十五日から、大阪便は二十六日から開始。特徴は、今治-大阪(片道)三千九百円、松山-大阪(同)五千四百円、愛腰-東京(同)が八千九百円~九千九百円の低価格。さらに電話に加えて二十四時間ネット予約が可能。七月上旬から予約受付を開始していて「東京便は昨年の実績がありお盆の帰省日は既に、満席に近い状態」(同部)など大阪線を含めて順調に予約を獲得している。

今夏の見通しは、東京便では東京ディズニーランドまで運行することに加えて「航空便でのサーチャ-ジ高騰やガソリンの値上がりによるマイカーの乗り控えから東京便、大阪便ともに利用は増える」(同部)とみていて、今季の利用客は大阪便六千人、東京便一万人の計一万六千人の利用客を見込んでいる。さらに今年は年末年始休暇にツアーバス実施を予定。「来年には通年運行をめざす」(同部)としている。

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