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四国新聞で「コトバスエクスプレス福岡」が紹介されました。(四国新聞)

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- 2015年12月15日 四国新聞(ズームアップ)より -

高速バスの福岡便開設
四国に外国人観光客を呼び込む
楠木泰二朗氏 琴平バス社長

琴平バス(琴平町)は18日から、香川など四国4県と福岡を結ぶ高速夜行バスの運行を始める。観光やビジネスでの利用のほか、旅行会社などを傘下に持つグループの総合力を生かし、急増している外国人観光客を九州から四国に呼び込むという。楠木泰二朗社長(38)に福岡便開設の狙いや外国人観光客を呼び込む方策について聞いた。(報道部・亀山愛)

路線開設の狙いは。
楠木社長 現在、琴平バスは東京と名古屋行きの高速夜行バスを運行している。両方とも順調に利用客を伸ばしているが、路線は成熟し、新しい路線を模索していた。現在、九州には台湾や韓国、中国などからの観光客が急増しており、その観光客を四国に呼び込もうと考えた。

路線の特徴は。
楠木 早割制度を設け、最安で6200円とリーズナルな点だ。車内は3列シートで、ゆったりと過ごせるようにし、セルフサービスのドリンクなどもある。また、高速バスは1カ月前からの予約が一般的だが、旅行の計画を立てやすいよう、3カ月前から受け付けるようにした。

外国人観光客を四国に呼び込むための方策はどうか。
楠木 四国に来てもらうための「目的」をつくる必要がある。グループ内に旅行会社があるため、バスで足を提供するだけでなく、金刀比羅宮や来年開催される瀬戸内国際芸術祭の島々を巡るツアーなども企画できる。「うどんタクシー」や遍路のツアーも行っており、外国人を対象に四国での着地型観光を積極的にアピールしたい。

国内の観光やビジネス利用の見込みは。
楠木 名古屋と同レベルの市場規模はあるとみている。香川―福岡間は競合する1社があるものの、週末には満席になることもあり、まだニーズは掘り起こせる。九州は観光地としても魅力的。新幹線や自家用車などの選択肢に、高速バスも入れてもらいたい。

高速バス業界の現状をどうみる。
楠木 ツアーバス時代と比べ、四国内は東京や大阪などの大都市圏のように価格競争が激しくなく、安定している。しかし、利用客の中心である20、30代だけでなく、これまでに高速バスを利用したことがない新しい年齢層に、いかに利便性や安さを訴えられるかがポイントだ。

今後の目標を。
楠木 福岡便の乗客数は年間1万5千人を目指す。週末は満席に近い乗車率が目標で、リピーターをつかむことで平日の稼働率も上げたい。福岡から朝一番で高松に着けば、瀬戸芸の島々をゆっくり巡ることができるなどの利便性を訴え、利用増につなげたい。

(新日本ツーリスト コトバスエクスプレス)
http://www.kotobus-express.jp/

- 2015年12月15日 四国新聞(ズームアップ)より -

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