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お客様の声はアイディアの源、商品に生かす (RNC 西日本放送 2009年12月20日放送 ドリーマーズ、掲載記事[四国新聞])

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- 2009年12月20日 四国新聞 ドリーマーズより -

バスツアーを主体に、うどん店巡りや四国霊場八十八カ所巡礼が体験できる旅を提供する新日本ツーリスト。楠木泰二朗社長(32)は「四国、香川は気候も穏やかで、食べ物もおいしい。旅を通して、その魅力をもっと伝えたい」と夢を語る。

香川生まれで、香川育ち。学生時代は、車で寝泊まりするような“貧乏旅行”で、友人らと九州一周や名古屋、新潟などいろんな場所を旅した。このころから旅行が好きだったが、何かを企画する仕事がしたいという思いの方が強かった。

入社し、旅を提供する側になって、あいさつで気持ちを乗せるなど細かい気遣いが随所にあることに気付いた。仕事は思い描いていたような華やかさはなく、黙々と体を動かすことが多いが、とても充実している。

現在は四国に多くの人を呼び込もうと、ユニークなツアーを企画している。「会社の主力事業である高速ツアーバスを生かし、讃岐うどんを紹介したい」。そこで思い付いたのが、東京―香川間を結び、うどん打ちやうどん店巡りが体験できる「うどんバス」。行き帰りともバスで一夜を明かすいわゆる“弾丸ツアー”だが、若い人を中心に人気だ。

また、四国霊場八十八カ所を案内するツアーも企画。タクシーやバスで巡るものもあるが、珍しいのは歩き遍路のツアー。こちらは一人では順路に自信がない人や家族が心配して挑戦できなかった人に好評で、ウオーキングやトレッキングを趣味にしている人の参加もある。

アイデアの源は、常にお客さんの声。まだまだ四国、香川にちなんだ商品をつくり続けていきたいと思っており、少人数グループでも楽しめる産業観光などを100種類ぐらい企画したい。自分の夢は会社の夢。目指すは四国を代表する会社だ。

掲載記事URL(四国新聞)
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- 記事:2009年12月20日 四国新聞 ドリーマーズより -

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