四国こんぴら歌舞伎大芝居

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出演者プロフィール

四国こんぴら歌舞伎大芝居は、当世の人気役者による公演が行われ、全国から集まる歌舞伎ファンを魅了しています。

◆ 中村勘九郎 なかむら かんくろう

六代目 中村屋
昭和56年生まれ。十八世中村勘三郎の長男。昭和61年に初のお目見得の後、翌年に二代目勘太郎を名のり初舞台。平成24年に父が長らく名のった勘九郎を六代目として襲名。芸に対する真摯な姿勢とあふれ出る愛嬌は父譲り。若い時から舞踏も定評で、「吉野山」の忠信や「舞鶴五條橋」の弁慶では、そのしなやかな身体で観客を魅了した。父の迫善興行の「助六」では白酒売を初役で挑み、和事の柔らかみに色気を滲ませた。中村屋一門を率いながら来年は大河ドラマの主演も勤める活躍ぶり。歌舞伎界の将来を担う立役の一人。

四国こんぴら歌舞伎大芝居には10年ぶり2回目の出演。

◆ 中村 七之助 なかむら しちのすけ

二代目 中村屋
昭和58年生まれ。十八世中村勘三郎の次男。昭和61年に初のお目見えのあと、翌年に二代目七之助を名のり、兄と共に初舞台。今年は、七之助の活躍が目を見張った。コクーン歌舞伎「切られの与三」では、疾走する与三郎を演じながら、コクーン歌舞伎を牽引した。父の迫善興行の「助六」では、揚巻を初役で勤め、揚巻役者の誕生として大きな話題を呼んだ。女方を中心にしながら、時代物から世話物、新作まで役の性根を掴み自在に演じる実力派の一人。

四国こんぴら歌舞伎大芝居には10年ぶり2回目の出演。

◆ 市川中車 いちかわ ちゅうしゃ

九代目 澤瀉屋
昭和40年生まれ。市川猿翁の長男。香川照之の名でテレビや映画、映像の第一線で活躍する一方で、大名跡の中車を九代目として襲名。歌舞伎の世界に入って6年になる。いつも絶え間ぬ努力で歌舞伎に取り組み、役の幅を広げている。最近は「刺青奇偶」の半太郎や「瞼の母」の番場の忠太郎などの股旅物で、確かな演技力でアウトローの孤独と悲哀を味わいある存在感で見せる。

四国こんぴら歌舞伎大芝居には3年ぶりの2回目の出演。

◆ 片岡 亀蔵 かたおか かめぞう

四代目 松島屋
昭和36年生まれ。
昭和36年生まれ。五世片岡市蔵の次男。昭和40年、片岡二郎の名で初舞台。昭和44年、亀蔵を四代目として襲名。兄は片岡市蔵。目鼻が大きく立派な顔立ちは、まるで江戸時代の錦絵に出てくるような雰囲気。その風貌から敵役がよく似合い、「実盛物語」の瀬尾では、前半は赤っ面で憎々しさも見せつつ、後半は孫への情を滲ませた。他方で、その独自な個性から「孤狸狐狸ばなし」のおそめなど笑いある役でも欠かせず、脇を支える。

四国こんぴら歌舞伎大芝居には5年ぶり4回目の出演。

◆ 中村 虎之介 なかむら とらのすけ

初代 成駒屋
平成10年生まれ。中村扇雀の長男。平成13年に初お目見えのあと、平成18年に中村虎之介を名のり初舞台。子ども時代は学業優先だったが、大学生となり舞台の機会も多くなった。今年は東大寺の奉納舞踊「連獅子」で勘九郎の親獅子相手に子獅子を勤め、3年前の巡業で父と踊った「連獅子」の成果が出た。また「孤狸狐狸ばなし」の又市で見せた独特な可笑しみのセンスが、感情豊かな新たな才能の萌芽を垣間見せた。今後の活躍に期待できる若手の一人。

四国こんぴら歌舞伎大芝居には初主演。

◆ 中村 歌女之丞 なかむら かめのじょう

三代目 成駒屋
昭和30年生まれ。昭和49年に国立劇場第二期歌舞伎俳優研修終了後、本名で初舞台。翌年、六世中村歌右衛門に入門し、中村駒次を名のる。昭和58年に三代目歌女之丞を襲名して、名題昇進。平成26年に幹部昇進。歌右衛門の薫陶を受けた貴重な女方の一人で、時代物から世話物まで脇を固める。「金閣寺」では腰元桔梗を勤め、成駒屋一門の古参として、児太郎初役の雪姫と福助復帰の舞台を支えた。今後は後輩への指導も期待される。

四国こんぴら歌舞伎大芝居には15年ぶり4回目の出演。

◆ 大谷 桂三 おおたに けいぞう

初代 十字屋
昭和25年生まれ。新派の名脇役だった春本泰男の三男。昭和31年に尾上禄也を名乗り初舞台。二世尾上松禄の部屋子となり、昭和34年に尾上松也を名のる。昭和39年に十四世守田勘弥の芸養子となり、四代目坂東志うかを襲名。昭和48年に大谷桂三と改名。端正な顔立ちで柔らかみのある二枚目の役柄から敵役、老け役まで幅が広い。最近では、「鎌倉三代記」富田六郎や「伊勢音頭恋寝刃」徳島岩次実は藍玉屋北六などの老け役での味わいが増し、物語に奥行きを与える。

四国こんぴら歌舞伎大芝居には7年ぶり2回目の出演。

◆ 中村扇雀 なかむら せんじゃく

三代目 成駒家
昭和35年生まれ。坂田藤十郎の次男。兄は中村鴈次郎。昭和42年に中村浩太郎を名のり初舞台。平成7年に父も名のった扇雀を三代目として襲名。端正な顔立ちと父譲りのはんなりとした芸で、女方を中心にしながら立役も兼ねる。上方歌舞伎を継承する立場だが、平成中村座やコクーン歌舞伎などで芸域を広げてきた。「孤狸狐狸ばなし」の伊之助では、元は上方の女方だったという設定を生かして、おっとり感と執念深さを品よく表現した。

四国こんぴら歌舞伎大芝居には3年ぶり6回目の出演。

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