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「歩き遍路」現地企画が強み (読売新聞 四国経済)

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- 2010年4月28日 読売新聞(四国経済)より -

- YOMIURI ONLINEより -

7年前に発売し、主力ツアーに育った「歩き遍路」は、バスツアーからヒントを得た。ある時、白衣姿の巡礼者を車窓から見たツアー客が「歩いてみたいね」とつぶやいた。信仰心とともに、健康志向によるウォーキング熱の高まりが、人気の背景にあると思う。

ただ、歩き遍路に踏み出すのをためらう人もいる。理由は3つ。地理の不案内と体力の不安、そして家族の反対だ。そこでツアーにすれば、心配を取りのぞけると考えた。

それに、霊場のある現地で旅行を企画すれば、経験豊富なガイド役の先達を継続して雇える。刻々と変わる天気、道路情報も集めやすい。強みがあると考え、商品化した。

日帰りや1泊2日で遍路道を歩くツアーには昨年、延べ1万人が参加した。ツアーでは1日15~20キロを歩く。足かけ4年で結願することになるが、団塊世代を中心に、前年比1.2倍のペースで申し込み者が増えている。雨風に打たれ、暑さ寒さを肌で感じる貴重な時間になっているのだと思っている。

- 2010年4月28日 読売新聞(四国経済)より -

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