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2018-11-29
MEDIA
来年4月開幕の瀬戸内国際芸術祭2019で、県は28日、初めて企画したオフィシャルツアーの概要を明らかにした。高松港を発着する7コースを設定。参加者に専属ガイドの案内を受けながら、新作アートや瀬戸内の「食」、島の魅力をより深く楽しんでもらう。
同日あった11月定例県議会総務委員会(西川昭吾委員長)で、寺嶋昌夫氏(自民県政会・高松)の質問に窪保彦文化芸術局長が答えた。
コースは▽豊島・犬島▽大島・女木島・男木島▽小豆島▽宇野港・犬島▽沙弥島(春会期のみ)▽本島・高見島(秋会期のみ)▽伊吹島・粟島(同)-を設けた。日帰りで新規作品を中心に鑑賞する。移動はチャーター船(小豆島はフェリー)を活用する。
予約制で、会期中は毎日1、2コースで実施。各コースの料金は1人9800円~1万4800円。船代や昼食代、ガイド代などが含まれる。作品鑑賞パスポートの料金は別途必要。
窪局長は「ツアーでは島の食なども楽しめる。満足度の向上やリピーターの確保につなげたい」と説明した。各コースの具体的な行程は作品の設置場所などが決まり次第、決定する。ツアーの申し込みはコトバス予約センター〈050(3537)5678〉。
同芸術祭は来年4月26日~11月4日に春・夏・秋の3会期、計107日間開催する。前回同様、香川、岡山両県の12の島と高松、宇野港周辺が会場となる。
2018年11月29日 四国新聞より
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