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2019-02-26
MEDIA
うどん店巡りとマラソンを同時に楽しむ大会「ウルトラうどんマラニック2019」が3月2日に高松市内を舞台に開催される。国内外から124人のランナーがエントリーしており、総距離63・7キロのコースの完走と6カ所のうどん店での完食を目指す。実行委は「ランナーやボランティアらの間で人と人のつながりを楽しめる大会にしたい。市民の方もゴール地点付近などで応援してもらえればうれしい」としている。
ホームページ制作などのゴーフィールド(高松市)の森田桂治会長(49)らが中心になり運営する。昨年3月に県内外から招いたランナー35人でプレ大会を実施し、好評だったため、一般から参加者を募り今大会を開催することにした。募集開始からわずか11分で定員に達する注目ぶりで、県外は北海道や秋田、大分などから、国外はシンガポールから参加する。
「マラニック」はマラソンとピクニックを合わせた造語で、タイムを競うのではなく、走りながら高松の景色を楽しんでもらうことが目的。出場者は午前7時から順次、琴電瓦町駅をスタートし、サンポート高松の赤灯台、公渕森林公園、屋島山上の獅子の霊巌を巡るコースを走り、午後6時半までにゴールの瓦町駅へ向かう。
コース沿いのうどん店をランナーの休憩所「エイドステーション」に指定。各店がランナーの到着時間に合わせ、できたてのカレーうどんや天ぷらうどんなどを提供する。計8店が協力し、昼の混雑時に到着しそうな3カ所目のエイドステーションは、事前に3店に振り分けた。ランナーは6店でそれぞれ半玉サイズのうどんを食べ、6杯の完食を目指す。
脱落者が出た場合には、琴平バス(琴平町)が運行するうどん鉢状の表示灯を付けた「うどんタクシー」が収容するなど、"うどん尽くし"の大会になるよう工夫を凝らしている。
高松市内で13日、関係者による開催概要の発表会があり、森田さんが大会名誉会長に就いたご当地キャラクターの「うどん脳」と、うどんタクシーを運転する琴平バスの多田純さんに委任状を手渡した。
2019年2月26日 四国新聞より
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