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2019-03-13
MEDIA
4月26日に開幕する瀬戸内国際芸術祭で、初めて実施するオフィシャルツアーの専属ガイドを対象にしたフォローアップ研修会が12日、高松市の女木島と男木島で開かれた。参加者はツアーのルートのほか、作品やトイレの設置場所を確認し、間近に迫った本番に備えた。
ツアーは作品を効率よくり回りながら、島の歴史や文化にも触れてもらおうと企画。日帰りでチャーター船を利用する。豊島・犬島▽大島・女木島・男木島▽小豆島▽宇野港・犬島▽沙弥島(春会期のみ)▽本島・高見島(秋会期のみ)▽伊吹島・粟島(同)の計7コースを用意し、開幕日から実施する。
ガイドを務めるのは、瀬戸芸のボランティア「こえび隊」の事務局を務めるNPO法人瀬戸内こえびネットワークが昨年10~12月に実施した育成研修を受講し、認定を受けた44人。今回の研修会は作品の概要や緊急時の対応などについて学んでもらうため、6日から4月10日までの8日間で行っている。
この日は専属ガイドのほか、ツアーを実施する琴平バス(琴平町)の添乗員計26人が参加し、女木島と男木島の道順をチェック。混雑しやすい作品は鑑賞順を入れ替えるなど臨機応変に対応することや、水分をこまめに補給してもらうことなど注意事項も確認した。
多度津町の主婦吉田淑子さん(53)は「作品の素晴らしさはもちろん、島の歴史や文化も解説し、瀬戸内の豊かさをアピールしたい」と話していた。
2019年3月13日 四国新聞より
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