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2023-10-28
MEDIA
個人や企業が持つ物や技術、場所などを共有する「シェアリングエコノミー」をテーマにした「四国シェアサミット2023」が27日、琴平町の町公会堂などで開かれた。全国各地のシェアサービス事業者や関心のある人ら約200人が参加、地方での現状や将来性について意見交換した。
地元の企業や有志らで組織する実行委が、シェアリシェアリングエコノミーについて意見交換する参加者一琴平町、町公会堂ングエコノミーについて広く知ってもらおうと企画した。四国でのサミット開催は19年の徳島以来2回目で、県内では初めて。
メインセッションには、同町で定額制の車乗り放題サービスを運営している「琴平バス」(同町)をはじめ、空き家や部屋の仲介会社「アドレス」(東京)、人材会社「パソナジョブハブ」(東京)の担当者ら5人が登壇。全国的に広がる定額乗り放題の現状や、リモート勤務をしている自身の経験、能力シェアの観点からの副業の広がりなどを紹介した。
参加者の一人は、シェアリングエコノミーのキーワードとして、▽個人が主役▽信頼関係が基盤▽共助の精神の三つを指摘。また自宅での映画見放題などを例に、「テクノロジーの力で社会は変わる。地方や都会、移動に対する概念も変わっていくのではないか」と展望を示した。
町内2ヵ所で分科会もあり、移動、働き方、教育などをテーマに語り合った。
イベント発起人の楠木泰二朗・琴平バス社長は「多様な生き方や働き方が広がる」とで、より地方を訪れる人が増え、地方の活性化につながるのでは」と期待を寄せた。
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