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NHKで「デジタルノマド誘致に関する取り組み（Kotori Coworking & Hostel）」が紹介されました。

2024-02-27

MEDIA

リモートで仕事をしながら世界各国で生活する「デジタルノマド」と呼ばれる人たちを県内に呼び込もうと、仕事場と宿泊施設を兼ねた長期滞在型の施設が琴平町に完成しました。

「デジタルノマド」とよばれるインターネットなどを活用して、世界各国で仕事をする人はおよそ３５００万人以上と推計されていて、滞在期間が長く高所得者が多いことから地域経済への効果が期待されています。

このデジタルノマドを誘致して日常生活での消費や地元の人との交流を通じて地域を活性化させようと、琴平町のバス会社が、金刀比羅宮の参道に仕事と宿泊施設を兼ねた長期滞在型の施設を開設し、２７日内覧会が開かれました。

この施設は、空きビルを改装したもので１階が仕事ができる共用スペース、２階が宿泊施設になっています。

１階にはコンセントや通信環境が整備されているほか、長期滞在者が自分で炊事できるよう調理道具をそろえたキッチンも設けられています。

琴平バスの楠木泰二朗代表取締役は「琴平はコンパクトな街で人どうしの関係を生みやすいところが魅力です。デジタルノマドにとって泊まる場所ではなく暮らす場所にしたい」と話していました。

この施設は２８日オープンし、ことし５月には３階にコワーキングスペースとして共有の働く場を設ける予定だということです。