琴平バス株式会社

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産経新聞でコトリが紹介されました。

2024-09-29

MEDIA

地球救う「おてつたび」

人手不足解消+観光PR

「おてつだび」というサービスが若者に注目されている。東京のベンチャー企業が運営し、人手不足に悩む地方の事業者と、旅先で仕事を手伝いたい人をマッチング。香川県琴平町では、ベンチャー企業と地元事業者が共同で利用者を募集する事業が始まった。観光以上、移住未満の旅。関係者は「地域外の人と出会い、琴平のファンを増やしたい」と期待する。(和田基宏)

旅先でお手伝い、報酬も「大学生活では出会えなっかた人とのご縁ができ、将来の働き方の候補の一つになった」。6月におてつたびに参加した京都府の大学4年、秋田奈生美さん(21)はこう話した。

大学でワークライフバランスを学ぶ中、定期的に働く場所を変える「ノマドワーカー」に関心を持ち、応募した。秋田さんは「人口減少など地域課題の解決策を一緒に考えたのが面白かった。地域おこしのリアルな難しさを実感できた」とも話す。

サービスはベンチャー企業「おてつたび」(東京)が運営している。琴平町では第一弾として、うどん打ち体験ができる「中野うどん学校」やビール醸造所「呑象ブリューイング」など5事業者が利用者を募集し、6月17~30日の日程で7人が訪れた。

リモートワーカー向けのホステル・コワーキングスペース「コトリ」は秋田さんら3人を受け入れた。お手伝いは、広報・情報発信と宿泊運営などの業務で、3人は1日5時間の業務のほか、業務時間外や休日の体験を発信した。

休日にはレンタカーで近隣の観音寺市にある天空の鳥居(高屋神社)や銭形砂絵、「日本のウユニ塩湖」とも称される三豊市の父母ヶ浜を巡った人も。

コトリの業務を手伝った神奈川県の大学4年、山下久玲羽さん(21)は、琴平町について「日帰りの観光地のイメージだったが、地元の人から面白い場所を教えてもらい、何日あってもたりないという思いに変わった」。コトリの担当者は「外部の目で琴平の魅力をPRしてもらおうという狙い通りの発信だった」と話した。

8月に行われた第2弾では3社の事業に4人が参加。アンケートでは満足度が高かったとの回答が寄せられたという。

運営会社のおてつたびによると、旅先でお手伝いをしながら観光を楽しもうと登録する利用者6万人を超える。利用者の中には2拠点生活や移住、定住を始める事例もあり、再訪を希望する人は8割以上という。

各地域での受け入れ先となる登録事業者数は今月27日時点で累計1600超。同社によると。全47都道府県に受け入れ先があり、うち約4割が宿泊事業者だ。

おてつたびの期間は平均10日程度。報酬は時給などで計算され、運営会社を通じて利用者に支払われる。収入よりも、新たな経験や地域との交流を求める傾向が強いという。お手伝いという目的が加わることで、観光名所に乏しい地域へも全国から人が集まる効果が期待される。

同社によると、受け入れ先としても、人手不足の解消にとどまらず、地域の良さを知ってほしいとの意識が強く、地域経済への貢献、関係人口の創出といった手応えも感じているという。

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