「わんこうどん」楽しい！　琴平で催し、22人挑戦

制限時間3分以内に食べたおわんの数を競う「新春わんこうどん」が10日夜、琴平町の「コトリ　コワーキング＆ホステル琴平」で開かれた。訪日客を含め、小学生から60代までの男女22人が、おいしく楽しく讃岐うどんを堪能した。

金刀比羅宮の祭事がある毎月10日に合わせて町を盛り上げようと、町内の店舗が限定メニューを提供するイベント「こんぴら十帖（じゅうじょう）」の一環。同施設近くのうどん店3店が、うどん玉を用意した。

おわん1杯分のうどんは、1玉の4分の1程度の約50グラム。スタートの合図とともに、参加者たちはうどんを勢いよくすすり、空になると次のうどんが給仕係からおわんに入れられた。

うどんのコシの強さや太さに時折苦しそうにしながらも、「頑張れ、頑張れ」と周囲の声援を受けて次のおわんへ。地元の児童や台湾から旅行中のカップルら、多彩な面々が和気あいあいと挑んだ。この日の最高記録は20杯だった。

夫と参加した丸亀市の原田栄利子さん（57）の記録は7杯。「目標を超えたので満足。だしもうどんもおいしくて、ゆっくり食べたかったくらい。すごく楽しかった」と笑顔で話した。

2025/01/12付 12頁